おはようございます!KDです!
開幕まであと3日となりました。もうあと3日・・・全く実感が湧きません。ウォリアーズ1強時代から今シーズンはまさに群雄割拠の時代。どこが優勝してもおかしくありません。皆さんはどこが優勝すると思いますか??
ウォリアーズが時代を築く前に2010年代前半に王朝を築いたマイアミ・ヒートについて語っていきたいと思います!
2019−20シーズン マイアミ・ヒート 展望
1988年にフロリダ州のサウス・ビーチに本拠地を置き、最初の数シーズンは産みの苦しみを味わったが、徐々にチームは力をつけていき、1995年には名将のパットライリーをHCに招聘してからチームは強豪チームに生まれ変わる。アロンゾ・モーニング、エディ・ジョーンズ、ティム・ハーダウェイらが軸となりPOシードでは上位の常連であったが、ジョーダン率いるブルズや宿敵ニューヨークニックスを打ち破れず、なかなかファイナルの舞台に足を踏み入れることができなかった。
しかし風向きが変わったのが2003年の夏。ドラフトで後にチームのレガシー的存在になるドゥエイン・ウェイドを指名。2005年には当時のNo.1センターのシャキール・オニールも加わりNBA屈指のチームとなり、2006年にウェイドの神がかり的な活躍で初優勝を成し遂げた。
しかし、その後はウェイドの怪我やシャックの衰えが目立ち、POに進むもののファーストラウンドでの敗退が続いた。
またもやサウスビーチに超ド級の津波が押し寄せる。レブロン・ジェームズとクリス・ボッシュの加入だ。若くこれから全盛期のプレーヤーが3人集まる過去最強の「BIG3」を形成しリーグを席巻。メジャースポーツ歴代2位の27連勝や数々のハイライトプレーを残して、2012〜2013年に2連覇を成し遂げた。
その後はレブロンが地元のキャブスに帰還し、ボッシュは病気のため引退しウェイドも2年間ヒートを離れたがPO常連のチームとして踏みとどまっている。
昨シーズンの成績
39勝43敗(イースト9位 PO進出ならず)
昨シーズンはウェイドのためのシーズンとなった。シーズン限りでの引退を表明し各試合後に選手とユニフォーム交換が話題になったため、なかなかプレーのフォーカスがされなかった。
実際には、ドラギッチやウェイターズら主力の怪我に悩まされるものの、ヒートのストロングポイントであった選手層の厚さを生かしてPO争いに留まっていたものゴートゥガイ不在の中で終盤はウェイドに頼るシーンが目立ったシーズンとなった。
今シーズンに向けてスター選手の獲得が夏の課題であった。
オフシーズンの動き
新加入:ジミー・バトラー(フリーエージェント)、タイラー・ヒーロー(ドラフト)、マイヤーズ・レナード(トレード)
退団:ハッサン・ホワイトサイド、ジョシュ・リチャードソン、ドウェイン・ウェイド
オフのヒートは攻撃面でのテコ入れを活発化させた。
FAではオールスターのジミー・バトラーを獲得。彼はウェイドの大学の後輩で、非常に闘争心に溢れた選手だ。さらに勝負どころで滅法強く、今シーズンのヒートの頼れる選手になるだろう。
レナードもカンファレスファイナルでウォリアーズ相手にブレイクし、爆発したときは前半で20点を狙える存在で、エネルギッシュなプレーは注目だ。
ドラフトで指名したタイラー・ヒーローも3Pシューターとしてシーズンスタートから多くのプレータイムを獲れるだろう。彼は将来的にはNBA屈指のシューターとしてのポテンシャルを持っているので、ヒートは彼に多くのプレータイムを与えて育成していくだろう。
しかし、DFに秀でていたホワイトサイド、リチャードソンが移籍に伴い、DF力の低下が懸念される。
2019−20シーズン展望
予想成績:43勝39敗(イースト7位)
予想スターター
PG:ジャスティス・ウィンズロー
SG:タイラー・ヒーロー
SF:ジミー・バトラー
PF:ケリー・オリニク
C :バム・アデバーヨ
昨シーズンに司令塔としてのポテンシャルを見出されたウィンズローがPGとしていかにチームをコントロールできるかが注目ポイントだ。彼はもともとSGやSFのポジションであったが、視野の広さとアンセルフィッシュなプレースタイルでチームの潤滑油として活躍した。そこに新加入のバトラーとヒーローのウィングがいかにして得点に絡ませるかが重要だ。
Justise & Jimmy filled the stat sheet tonight in Orlando.
See the damage the duo of @IAmJustise & @JimmyButler did in the #HEATwin ⤵️https://t.co/fytcwLCOTx
— Miami HEAT (@MiamiHEAT) October 18, 2019
だが、今シーズンはPGの補強をシーズン中のどこかで行うかもしれないだろう。ドラギッチやウェイターズが2ndユニットの柱として活躍できることがここ強い材料ではあるが、できることならもう1人得点で核となれる選手を補強したいのがヒートの本音だろう。
今シーズンも選手層の厚さを生かした全員バスケを信条にするだろうが、最終的にはバトラーに頼る場面が増えるだろう。しかしバトラー自身はこのような状況を歓迎しており、チームメイトに対してもっと競争すること、闘争心を持つようにと発破をかけるはずだ。
相棒候補としては、アデバーヨが今シーズンどれだけ飛躍できるかが鍵となるだろう。今シーズンはホワイトサイドが移籍したので、彼にかかる期待度がかなり増した。得点のスタイルも柔軟で、DFではインサイドブロッカーとして相手の脅威になれる存在だ。今シーズンで平均15〜18点と取れる選手になれれば、ヒートはPOの上位チームとしてバックスや76ERSの脅威になれるだろう。
トレードデッドラインまでにさらに補強をする可能性もあるが、現在のヒートにも注目だ!
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