策士であり、勝負師であるジェリーウエストが見据える未来について考察してみる その2

こんにちは!KDです!

開幕まで後32日・・・。いや〜本当に待ち遠しいです。

さて昨日更新した記事見ていただけたでしょうか?

ジェリーウエストの歴史を振り返りましたが、まだまだ彼の歴史は続いています。そして勝者のレガシーがどこに行っても受け継がれる唯一無二の存在。

あのコービーが若い頃ですらリスペクトしていたウエストですから非常に人望が厚い人間性も持ち合わせていたのでしょう(若い頃のコービーは一匹狼のように単独行動が多かったことも有名・・・)

ではグリズリーズのフロントを退任した後、2011年にウォリアーズに入閣しました。この頃のウォリアーズはまだNBAでもパッとしないチームで攻撃力こそはあったものの、守備に大きな課題を残すチームでした。

ではそこからいかにしてスーパーチームが誕生し、黄金期を築き上げたのでしょうか?一緒に考察してみましょう!!

フロント時代③ (ウォリアーズ編)

ウエストが加入した当時のウォリアーズはまだ怪我がちであったカリーと当時華麗なスタイルでファンのお気に入りであったモンタエリスのガードコンビを形成していましたが、POには進めずロッタリーピックの常連になりつつありした。

ドラフトでクレイトンプソンを11位で、35位でドレイモンドグリーンを指名して若手コアを形成し始めす。

OFでこそNBA屈指であったウォリアーズでしたが、トレードデッドライン前に今後のウォリアーズ の運命を大きく変えるトレードを敢行します。

当時のエースであったエリスをバックスにトレードしたのです。当時は怪我の多かったカリーがトレード要因として候補に上がっていましたが、カリーの将来性に賭けてエリスをトレードしたと言われています

その対価として元ドラフト1位であったディフェンシブセンターのアンドリューボーガットを獲得。しかし、ファンファイバリットのエリスをトレードしたことによってフロントはファンの反感を大きく買ってしまいます。

 

当時のトレードは僕もよく覚えていて、

「ウォリアーズ は何やってんの!!!?」

と本気で思っていました。案の定そのシーズンもロッタリーピック入りしファンを失望させたウォリアーズはドラフト7位で2WAYプレーヤーのハリソンバーンズを指名します。

オフェンス偏重だったウォリアーズでしたが、ペイントエリアでしっかりと柱になれるボーガットを置き、DFができるバーンズ、グリーン、トンプソンを立て続けにドラフトで獲得し(当時はまだ荒削りではありましたが・・・)徐々にバランスのとれたチームに変わっていき、2012−13シーズンではカンファレンス6位の好成績を残し、POへ進出しました。

そしてそのPOでは3位であったナゲッツを完全に粉砕しセミファイナルでファイナルまで駒を進めたスパーズを苦しめ、今後はウォリアーズが台風の目になると予想したアナリストも多かったそうです。

そして2013年のオフシーズンにオールスターのイグドラをナゲッツから獲得し、一躍エリートチームへと変貌を遂げ、カリーもこのシーズンで一皮向け、再びPOへ進出しますがクリッパーズにファーストラウンドで敗れ若干期待ハズレなシーズンを過ごすことになりました。

ウォリアーズはこのシーズンオフでアキレス腱であったフロントラインを補強するために、当時ウルブスに所属していたケビンラブをトレードで獲得しようとしていましたが、交換要員としてクレイトンプソンをリクエストしたウルブズに対して、ウエストは

「このトレードにトンプソンを出してはいけない」とフロントを説得し、このトレードは破談になりました(その後ラブはキャブスへ移籍)

2014−15シーズンではイグドラとデビットリーのベテランをベンチから、バーンズとグリーンとスタートに昇格させ、さらにスティーブ・カーをHCに招聘したウォリアーズは破竹の勢いで勝利を重ねて、67勝を挙げて、カリーがシーズンMVP、さらにNBAチャンピョンという最高の成績を残しました。

これはウエストが来てからわずか4年で優勝までしてしまったのです・・・・

さらにウォリアーズの勢いは止まらず、2015−16シーズンでは優勝こそは逃したものの、レギュラーシーズン最高勝利数の73勝を記録。歴史的なシーズンを優勝で締めくくることができませんでしたが、そのおかげ(?????)でサンダーからケビンデュラントをFAで補強。

これによって強さをさらに加速したウォリアーズは2016−17シーズンではPOで16勝1敗という圧倒的な成績を残して優勝しました。

そしてウエストこのシーズンを終了後に再びLAに帰還します。

フロント時代④ (クリッパーズ編)

当時のクリッパーズはクリスポールがブレイクグリフィン、デアンドレジョーダンを操縦して空中ショーを披露することから

「ロブシティ」

の愛称で親しまれましたが、POではグリフィンやポールの怪我に泣かされ優勝候補と持て囃されながらもファーストラウンド、セミファイナルで立て続けに敗退・・・

チーム改革の必要性を感じたクリッパーズは、ウエストを招聘しチーム作りを託したのです。

まずそのシーズンオフに大きな仕事を2つこなしました

1 ポールをロケッツにトレード

ポールをトレードに出したことによって、ビバリーやルーウィリアムズを獲得。ポールに対価に7人もの選手を獲得しました。

2 グリフィンをMAX契約

ポールをトレードに出したことによってクリッパーズの未来はグリフィンに託されました。

しかしシーズンが始まると大きくチームが変わったクリッパーズは苦戦し、そしてさらなる衝撃を残しました。

グリフィンをピストンズへトレード・・・・

このオフにMAX契約で再契約したエースを半年で見切りをつけたのです。これには非常に驚きました。

そのトレードでトバイアスハリス、マーヤノビッチを獲得しましたが、最後の最後までPO争いを演じたもの出場することができませんでした。

そしてそのロッタリーピックで、シャイ・ギルシャス・アレクサンダーを指名したのみでオフは現状維持で2018−19シーズンに挑みますが、そのシーズンでもエースとしてチームを引っ張った

トバイアスハリスを76ERSへトレード・・・

まだこの時PO争いをしていたクリッパーズはなぜこの時期に?と疑問を拭えないトレードで再建モードに入ったかに思われましたが、全員バスケを信条にした思わぬ躍進を遂げてPOへ滑りこむのです。

そして、ファーストラウンドではウォリアーズ に6戦の末敗れましたが、31点差を逆転して勝利するなど来シーズンに期待を持てるシーズンを過ごしました。

そして今シーズンオフ、サラリーキャップの空きがあり、スター2人分を獲得できるチャンスがあったクリッパーズは現有戦力にスターを加えることができれば、一気に優勝候補の筆頭に躍り出ることができると踏んだのです。

 

そして獲得したのが

ポールジョージ(昨シーズンドラフトしたシャイとFAで獲得したガリナリと大量のドラフト指名権を交換要員)

そしてファイナルMVPのカワイレナードをFAで獲得したのです。

もともと層の厚かったチームにスーパースターを目論見通り2人獲得したクリッパーズは優勝候補の筆頭として2019−20シーズンを迎えることになりました。

4つのチームに関わってきた共通点とは?

全てのチームおいて共通する事項は

「再建チームを2年から3年以内に強豪チームに変えてしまう」

ことにあります。

実際にレイカーズ、ウォリアーズで優勝していますし、

グリズリーズでは「グリット&グリンド」の基礎を作り

クリッパーズでは優勝候補筆頭のチームに変貌させてしまいました。

恐ろしいくらいチームを立て直すの上手なウエストの手腕は一体どこを視ているのでしょうか??

凡人では視えない未来をウエストは全てお見通しだったのかもしれませんね・・・

 

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