みなさんこんにちは!KDです!そして、長らくお待たせしました・・・
しばらく、仕事や別の予定でなかなかブログを執筆する時間を持つことができず、気づけば10日以上の未更新・・・その間に開幕まで残り5日になってしまいました。申し訳ありません。30チームの展望を予想するはずが、まだ12チーム。今日のペイサーズを含めてもあと17チームの展望をしっかり届けするので、お楽しみに!
では、早速いきましょう!
2019−20シーズン展望 インディアナ・ペイサーズ
1967年にABAに創立したペイサーズは創設当初から強豪チームとして知られて、1970年、72年〜73年に優勝を果たした。
しかし、ABAの解散と共にNBAに加盟したが、NBAに支払う高額な加盟金の捻出に苦しみ財政難に陥ったペイサーズはチームの解体危機が囁かれた。それでも、地元インディアナに根付いたファンや出資家からの支援がありなんとかチームは存続。
それでも、選手の流出が避けられなかったペイサーズは80年代は長らく低迷。そこで、ドラフトで指名したUCLA出身の細身のシューターであったレジー・ミラーが入団後チームは一変。強固なチームDFをミラーの勝負強さが光り90年代にはNBA屈指の強豪として君臨したものの、マイケル・ジョーダン全盛期のブルズを打ち崩せず、優勝どころか、ファイナル進出も敵わなかった。しかし、ジョーダン引退後の2年後の2000年にはファイナル進出を果たしたもののコービー&シャックのレイカーズの破壊力の前に屈し優勝こそ手が届かない状況だった.
2000年代はジャーメイン・オニール、ロン・アーテスト(メッタ・ワールドピースに改名)を中心に強固なDFは90年代から変わらず安定した成績を残した。
2010年代はポール・ジョージ(現クリッパーズ)をドラフトで指名し、レブロン、ウェイド、ボッシュのBIG3率いるヒートの最大のライバルとして立ちはだかったものの、破るまでには至らず強豪チームとしての地位を築きながらファイナル進出が1回のみと時代の全盛期のプレーヤーと度々ぶつかる運もなかなか味方にしてくない時代が続いた・・・
昨シーズンの成績
48勝34敗(イースト5位 ファーストラウンド敗退)
昨シーズンは序盤からDFを中心に手堅く勝利を重ねていたものの、エースのビクター・オラディポが膝の腱を断裂する大怪我を負い、1月に戦線離脱。得点力不足がシーズン前から懸念されていた中でのオラディポの離脱だったので、弱体化すると見られたが、マイルズ・ターナーを中心にDFをさらに強固なものにしてチームは大崩れすることなくPO進出。
しかし、POではセルティックスの選手層の暑さを見せつけられスイープで敗退。
今シーズンに向けて、選手層の強化と得点力の向上が課題だ。
オフシーズンの動き
新加入:マルコム・ブログドン(フリーエージェント)、TJ・ウォーレン(トレード)、ジェレミー・ラム(FA)、ジャスティン・ホリデー(FA)、T.J.・マッコネル(FA)
退団:ボーヤン・ボグダノビッチ、サディアス・ヤング、ダレン・コリソン、タイリーク・エバンス、コリー・ジョセフ、ウェスリー・マシューズ
このオフで重要な動きを果たしたベテラン勢の移籍が目立ち、チームにとって大きな打撃と思われたが、ウォーレン、ラムら得点に優れる選手、ブログトン、マッコネルと言った試合をコントロールできる選手を加えて被害を最小限に抑えたペイサーズ。
若くフレッシュな顔ぶれに変貌したことによって、DF主体からOFにも力を入れるチームになりそうだ。
2019−20シーズン展望
予想成績 46勝36敗(イースト5位)
予想スターター
PG:マルコム・ブログトン
SG:ビクター・オラディポ
SF:TJ・ウォーレン
PF:ドマンタス・サボニス
C :マイルズ・ターナー
今シーズンのペイサーズもターナーとサボニスを中心としたインサイドプレーをブログトンが適切なコントールができるかがチームの浮沈を握りそうだ。
ブログトンは非常に堅実なプレーヤーでミスが少ない選手である。
プレースタイルが派手ではないため、あまりハイライトに上がらない選手だがシーズン50−40−90を達成できるリーグでも数少ない選手である。(50→フィールドゴール成功率、40→3P成功率、90→フリースロー成功率)
彼の加入によって元々安定したプレースタイルを売りにしていたペイサーズにさらなる安定感をもたらしてくれるだろう。
そこで鍵となりそうなのは、得点力。
復帰するオラディポに大きな負担をかけられないために、獲得したウォーレンの働きが得点力の向上には欠かせないファクターだ。サンズ時代では、中外で効率よく得点し、得点力の高いスコアラーである。
https://twitter.com/Pacers/status/1185253502517420033?s=20
両ウィングプレーヤーが点を取れるスタイルを確立できれば、さらに多くの勝ち星を重ねることができるだろう。
しかし、懸念として、ベテランの流出がどのような作用が出るかだ。
ヤングはプレーだけでなく、ロッカールームでもまとめ役としてチームを支えた。ボグダノビッチの移籍で3Pのパンチ力を失った。
ターナーが夏にアメリカ代表で得た経験をチームに持ち帰って、どうチームに還元させることができるかが注目である。
今シーズンも厄介なチームとして君臨するであろうペイサーズのシーズンに注目だ!!!
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