こんにちは!KDです。
みなさん、Numberをご覧になりましたか?
本日発売の特集号と初のNBA特集号。あれから27年か…。 pic.twitter.com/fOA55hEe3k
— Takashi Aoki (@gobluetree629) November 19, 2020
NBAファンとしては、嬉しすぎる大衆雑誌に特集されているなんて・・・・
感動しかありません。八村選手のルーツを辿った特集記事から、レジェンドから現役のスーパースター選手への「レガシー」の継承の記事は本当に感動しました。
マイケル・ジョーダンとコービー・ブライアンとの記事は、改めて感動しました。コービーの”マンバメンタリティ”の誕生の秘話のような話もあったので、非常に楽しい内容になっています。
さて、ドラフトをみなさんはご覧になりましたか?
不確定要素が多い今回のドラフトですが、トップ3が予想通りの指名になったことで大きなサプライズはあまりなかったのでしょうか?
2020NBAドラフトの勝ち組・負け組を考察
みなさんは、今回のドラフトについてどのように見ていましたか?
今回はドラフト内での大型トレードが多くはありませんでしたが、有力チームが戦力の補強に動くなど小気味よく動いていたという印象でした。
ドラフトの1巡目指名をされた選手のハイライトはこちらからご覧になることができます。
さて、このドラフトを見て各チームはどのように開幕するシーズンに向けて構成していくべきなのでしょうか?
今ドラフトの勝ち組はトップ3ピックで指名したチームかもしれないのですが、個人的な見解であると少し異なる印象を受けました。
さて、2020年ドラフトの「勝ち組」と「負け組」を考察してみました。
勝ち組①: ブルックリン・ネッツ
ネッツは今回のドラフトを指名を諦め、クリッパーズからランドリー・シャメットをトレードで獲得することに成功しました。
The Clippers are trading Landry Shamet to the Nets for No. 19, source tells ESPN.
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) November 19, 2020
現在シューターのジョー・ハリスがFAになっていますが、再契約をするとなると価格が高騰することが想定されるため、移籍の可能性があるのです。
しかし、シャメットの獲得によってハリス移籍の際の穴を埋めることができる存在になるだけでなくケビン・デュラントとカイリー・アービングのドライブから外の合わせができるので、今回の補強はネッツにとって大きなプラス材料になるでしょう。
よって、ネッツは今回の勝ち組になるでしょう。
勝ち組② サンアントニオ・スパーズ
まさにスパーズらしいドラフトではなかったのかなと思います。
デビン・バッセルを11位指名、トレ・ジョーンズを41位で指名しました。
That'll do it for the #SpursDraft2020 ✔️
SA, let's give a warm welcome to Devin and Tre! Can't wait to have y'all down in the 210! @ATT | #GoSpursGo pic.twitter.com/uk1bIK7Tu3
— San Antonio Spurs (@spurs) November 19, 2020
バッセルに関して、3Pとディフェンスを得意としており、スパーズのシステムに適した人材になることができる存在です。
また、運動能力に優れたトランジションにも対応できる選手であるので、将来非常に期待される選手になるのではないでしょうか。
また、トレ・ジョーンズをデューク大出身のガードで昨シーズンは、ザイオン・ウィリアムソンやRJ・バレットといったカレッジスターを束ねたガードであり、戦術理解に優れた選手でもあるのでスパーズにフィットできる人材ではないでしょうか。
しかし、ジョーンズに関してはGが多いスパーズに在籍することでプレータイムを確保することができるのかが注目されるでしょう。いずれにせよ、スパーズのフィロソフィーにあったドラフトの指名を行うことができたということで、勝ち組とさせてもらいました。
勝ち組③ ミネソタ・ティンバーウルブス
栄えある1位指名権を獲得したウルブスが予想通り、アンソニー・エドワーズを指名しました。
エドワーズはアスレチック能力に優れて、得点をクリエイトできる存在としてディアンジェロ・ラッセルとカール・アンソニー・タウンズとともにヤングコアとして、今後は非常に期待される選手になるでしょう。
懸念とすれば、練習があまり好きではない(あまり練習しない)ことであるので、ウルブスの環境に果たして、悪い意味で馴染んでしまわないかが心配ですね。
さらに、ドラフトでリッキー・ルビオをサンダーから獲得することに成功しました。
ルビオの加入によってラッセルとの併用も可能で、ラッセルの得点機会をさらに引き出すことができることは大きなプラスになるでしょう。
また、タウンズとのコンビにも注目して見て見たいですね。
将来活躍が期待される選手と2大エースとサポートするゲームメイカーを獲得することができたのは、シーズン開幕に向けて大きな補強になるでしょう。
負け組① ニューヨーク・ニックス
ニックスはオビ・トッピンを8位で指名しました。
しかし、ニックスはトッピンを指名指名することが本当に得策だったのでしょうか。
自分はそうとは思えないのが現状です。
なぜならば、彼のポジションはパワーフォワードのポジションであり、しかもニックスには彼と同じポジションに複数人抱えているため、トッピンをどこで起用するのかが疑問です。
SFで起用するにしてもケビン・ノックスとも被ってしまうため、どういった意図でトッピンを指名したのかを知りたいですね・・・
しかし、トッピンはオフェンス能力に優れた選手で多くの得点機会を創出することができる選手なので、ニックスは起用次第では大化けする可能性があるのではないでしょうか。
いずれにせよ、ニックスは人員の整理は「必須」でしょう。
負け組② シャーロット・ホーネッツ
ホーネッツは、意中のジェームズ・ワイズマンを指名できなかったことを残念に思っているでしょう。
能力は折り紙付きのラメロ・ボールを3位で指名することができましたが、シーズン開幕までにガードのポジションをどのように整理していくのかが注目されます。
現在のホーネッツはデボンテ・グラハムとテリー・ロジアーが在籍しており、そこにラメロが加わることによって、戦力の不均衡が起こりうる可能性を秘めています。
しかも、3人ともまだ若くて野心的であるため、起用法によって衝突しないかが懸念ではあります。
ホーネッツの中で不協和音が起こらなければ、彼らにとっては安堵のシーズンをなるでしょう。
負け組③ ヒューストン・ロケッツ
ここ最近のロケッツは完全に迷走状態で、どのようなチームを構成したいのかが全く見えてきません。
ロバート・コビントンをブレイザーズに送ったトレードでドラフト16位指名権を手に入れたのですが、それを利用するのではなく、ブレイザーズからトレードされたアリーザとともに「再」トレードされました。
Can confirm that the #Pistons have acquired the No. 16 pick in this draft from the Rockets in exchange for Trevor Ariza and a future first. Detroit, which now has 7 and 16 tonight, wanted to use cap space for assets. @wojespn first.
— James Edwards III (@JLEdwardsIII) November 18, 2020
ピストンズから将来の1巡目指名権を獲得できたとはいえ、ロケッツの今後のチーム編成に更なる不安を覚えるドラフトとなりました。
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