こんにちは!KDです。
本記事で200記事を達成しました〜。不定期な更新かつ、非常に飽き性な自分にとって200記事も書くことができたのは一つの分岐点になりそうです!
これからもNBAや日本バスケに関する有益な情報をお届けできればなと思っています!(NBA:日本バスケ= 9:1の比率なので、日本バスケの情報も少しずつ増やしていきたいなと思います・・・)
さて、FA戦線がスタートしましたが一つ非常に悲しいニュースが届いてしまいました。
膝の大怪我からの復帰を期待されたウォリアーズのオールスターガードのクレイ・トンプソンがアキレス腱の断裂によって、来シーズンの全休が早々に確定してしまいました・・・
Source: Golden State’s Klay Thompson has suffered a season-ending Achilles tear.
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) November 19, 2020
これは覇権奪回に燃えるウォリアーズにとって大きな打撃となってしまいました。
2年連続で大怪我を負ってしまったトンプソンのメンタルが非常に気になるところではありますが、各選手もトンプソンに対してのツイートをしているところを見ると、NBAの絆の強さも感じます。
https://twitter.com/espn/status/1329524567421947908?s=20
さて、今日は緊急事態に陥ってしまったウォリアーズの来シーズンはどのように戦っていくのかを考察していきたいと思います。
ウォリアーズ 2020−21シーズン展望
昨シーズンの成績: 15勝50敗 (ウェスト15位)
昨シーズンはトンプソンの全休、エースのステフィン・カリーが手首の故障による長期離脱と主力の流出によって、成績を大きく落としたウォリアーズですが、ドラフトで2位のジェームズ・ワイズマンとトレードでケリー・ウーブレーJr.を獲得しました。
Breaking: Golden State is nearing a deal with Oklahoma City to acquire Kelly Oubre Jr., sources tell @wojespn.
The Warriors will absorb Oubre, and his $14.4M salary into their $17.2M trade exception once the deal is done. pic.twitter.com/txO3GCcuhg
— SportsCenter (@SportsCenter) November 19, 2020
https://twitter.com/warriors/status/1329571813572050944?s=20
これによって、リベンジを誓うシーズンをどのように戦っていくのでしょうか。
シーズンの目標と課題
目標
トンプソンが怪我で失ったとはいえ、ウォリアーズが目指しているところは「覇権奪還」であることは間違いないでしょう。
不完全燃焼で終わってしまったチームが来シーズンも負け越しのシーズンを過ごすことはあり得ません。
カリーとグリーンのリーダーシップとカーHCの手腕で若手のモチベーションをあげる
カリーは来シーズンには33歳を迎えるため、彼がピークの状態である期間はウォリアーズは優勝を目指続けるはずです。それは、オーナーも明言しています。
精神的支柱のドレイモンド・グリーンも31歳になるため、一時代を築いた主力選手のピークが徐々に終わりに近づいていることはチーム側も理解しています。
彼らの覚悟を若手が黙って見ているわけがありません。特に今回のトンプソンの怪我はチームのモチベーションをさらに掻き立てるものなるので、文字通り「リベンジ」のシーズンになるでしょう。
課題
ウォリアーズは今シーズンで露呈してしてしまった選手層の強化が必要になってきそうです。
イグドラやリビングストンによって支えられたベテラン選手たちは、今はチームにはいません。
よって、選手の獲得と若手のステップアップは確実に必要な事項であります。
- エリック・パスカル
- アンドリュー・ウィギンス
- マーキス・クリス
- ジョーダン・プール
- デイミオン・リー
シーズンで新たな戦力として活躍が期待される来シーズンは彼らにとって、正念場となるでしょう。
- ステフィン・カリー
- ドレイモンド・グリーン
- クレイ・トンプソン
- ケボン・ルーニー
スーパーチームの時代からチームを支え続けている彼らもルーニー(24歳)を除く選手が30歳代になったことによって、リーダーとしてどこまで若手を引っ張って行けるのかがポイントとなってきそうですね。
新加入の補強
ドラフトで指名したワイズマン、ニコ・マニオン
トレードで獲得したウーブレーはまだまだ若く経験が少ないためチームの部類としては、ウィギンスやパスカルとグループに分類されるでしょう。
しかし、3選手とも今後が期待される選手であり、来シーズンの活躍も見込むことができるでしょう。
特にウーブレに関しては、昨シーズン飛躍したことによって試合に出ることができれば、インパクトを与えることができる選手であることは証明済みです。
サンズの移籍後は平均18点、6リバウンドを記録しました。
また、シュートの改善も年々行っており、3Pも32%→35%・1試合で約2本決めていることからも、ウォリアーズの主力として活躍することが見込まれています。
ワイズマンに関してもゴールの隅々まで走り切る走力を持ち合わせているため、ウォリアーズのバスケットスタイルにフィットすることができるのであれば、ビッグマンのファーストオプションとして起用されることが十分に考えられるでしょう。
ベテランの獲得
今日からスタートするFA戦線でベテランの獲得に乗り出すことは間違いないでしょう。
必要なポジションは、ガード、ウィングのポジションではないでしょうか。特にウォリアーズに関しては、経験が不足している選手が多いので、経験不足とカリーたちの間に入ることができるベテラン選手の獲得が重要になってきます。
今回、カイ・ボウマンをウェイブしたことを考えてもFAでガードを補強したいと考えているのではないでしょうか。
ただし、サラリーキャップの事情もあってベテランミニマム契約での契約しかできないこともあって候補は限られてしまいますが。
幸い今回のFAでは、そのような選手が多くいることもプラスでしょう。
ガード
- ブラッドリーワナメーカー(セルティックスFA)
- エイブリー・ブラッドリー(レイカーズFA)
- ジェフ・ティーグ(ホークスFA)
- タイラー・ジョンソン(ネッツFA)
このあたりが候補になってくるのではないでしょうか。
ウィング
- ギャレッド・テンプル(ネッツFA)
- ケント・ベイズモア(キングスFA)
- CJ・マイルズ(ウィザーズFA)
- モー・ハークレス(クリッパースFA)
これらの候補を考えて見ると、彼らのような経験豊富なベテランに触手しても良いのではないでしょうか。
予想ラインナップ
現時点でのラインナップの予想は以下の通りになるでしょう
- PG: ステフィン・カリー
- SG: アンドリュー・ウィギンス
- SF: ケリー・ウーブレJr.
- PF: ドレイモンド・グリーン
- C : ケボン・ルーニー
- 6th : エリック・パスカル
上記のような布陣になるのではないでしょうか。
よりアグレッシブに、よりエキサイティングなチームに
上記の布陣に対して、ワイズマンやジョーダン・プールといった若手が加わることによって、エキサイティングな試合を展開してくれるはずでしょう。
ウォリアーズの持ち味はもともと攻撃的なスタイルです。
個人的な見解にはなりますが、この布陣がハマることができればスーパーチーム時代のウォリアーズよりもインサイドで得点する機会が増えるのではないでしょうか。
そこに機動力が加わっているため、トランジションでガンガン仕掛けるスタイルで勢いで相手を畳みかけるスタイルになることができるのではないでしょうか。
非常に楽しみなラインナップです。
今シーズンの鍵を握る選手
ここは、アンドリュー・ウィギンスとケリーウーブレJr.でしょう。
何度も申し上げますが、トンプソンを失った今は彼の活躍が必要不可欠になることは間違いないでしょう。
特にウィギンスに関しては、正念場となるシーズンになりそうです。多彩な得点力がさらに安定することができれば、ステフィン・カリーとのコンビも機能するだけでなく、彼の評価の上昇にもつながるのでウィギンスには非常に期待しておきたいですね。
また、ウーブレJr.に関してもトンプソンの負傷後に獲得した選手として、トンプソンの離脱の痛みをどこまで抑えることができるのかが、いやでも期待されるでしょう。
アグレッシブなプレースタイルで、ドレイモンド・グリーンとともにチェイスセンターを盛り上げるプレーが出来れば、ウォリアーズの勢いをさらに加速することができるでしょう。
2人は今後のウォリアーズを引っ張っていく役割も考えられます。ポストスプラッシュブラーズなので長期的な視点で考えてみても、彼らを軸にしたバスケットを展開していくかもしれません。
今シーズンが一気にハマったら本当にそういった展開になるのかもしれないですね。
新シーズンの予想
来シーズン非常に楽しみなシーズンではありますが、やはりトンプソンがいないということを考えると優勝奪回という目標に到達することは少々難しいのではないでしょうか。
それでも、若くて活き良い若手が多いウォリアーズは一度ハマったら、相手チームにとって相当厄介なチームになることも事実です。
- ベテラン選手をFAで獲得
- 若手選手の戦術の理解
上記の2つの課題をクリアすることができれば、40〜45勝(32敗〜27敗)を狙うことができるのではないでしょうか。
個人的な予想は・・・・
43勝29敗(ウェスト5〜6位)
プレーオフに中位で進出することができるでしょう。
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