2021年あけましておめでとうございます!
KDです!
今年もNBAMADNESSをどうぞよろしくお願いいたします。
皆さんは2020年はどのような年になりましたか?様々な変化の年になったかと思いますが、2021年は変革の年になって行くのではないでしょうか?
さて、NBAMADNESSも少し形態を変えて行こうと思っています。
- NBAニュースやコラムを独自の目線で執筆
- 注目の若手をピックアップ
- 日本のバスケ事情を取り上げる
- 大学・高校バスケにもフォーカスし、有望な選手を発掘する
上記のようにNBAと日本国内のバスケット事情を取り入れた実りのある記事にしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!!
2021年はこの選手に注目せよ!
テーマの通り、今年を注目選手を取り上げていきたいと思います。
- NBA:レガシーを継承する正統な後継者
- NCAA:2021 NBA DRAFT 注目選手
- Bリーグ:東京五輪の鍵を握る選手
- 大学バスケ:将来を担う日本の顔
- 高校バスケ:逸材豊富の若きAKATSUKIたち
この5名の選手にフォーカスして紹介していきたいと思います。
NBA:レガシーを継承する正統な後継者
まずNBAを取り上げましょう。
2021年を最も注目するべき選手はジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)です。
彼は、シーズンオフに22歳にも関わらず、5年195MM(200億円)の超大型契約を結び名実共にスーパースターの仲間入りを果たします。
開幕戦でも勝負を決めるショットも決めるなど、勝負がかかった場面でも冷静さを保ちながらプレーすることができる選手です。
- フットワークを生かしたターンアラウンドショット
- スピードに頼らない、身体を使ったペネトレイト
- 1on1を決め切る決定力
- 細かいドリブルで相手を崩すボールハンドリング
そんな彼のプレースタイルをみると、コービー・ブライアントを想起させられます。
テイタム自身もアイドルがコービーであったように、コービーを支持していた選手の一人です。コービが昨年不慮の事故でこの世を去ってから、テイタムは左肘付近にリストバンドを着用するようになりました。
そうです。
これは、コービーが現役時代に常に左肘付近にリストバンドを着けてプレーしていたところからも、彼をリスペクトする意味も込めてつけられたものではないかと思います。
(実際に昨シーズンもチームカラーでない紫のリストバンドを数試合着用していたので信憑性は高いのではないかと・・・)
ジェイソン・テイタムは2021年、マンバメンタリティを継承する正統な後継者として大躍進を遂げる一年になるのではないかという意味を込めて選出しました。
NCAA:2021 NBA DRAFT 注目選手
2021年NBAドラフトは豊作の年という見方をされています。その中で、最も注目される選手は現在オクラホマ州立大に所属する1年生のケイド・カニングハム選手です。
モックドラフトで堂々の1位になっているカニングハムは、将来期待されている逸材です。
彼は203cmの身長を誇りながらも、ポイントガードとしてプレーする大型司令塔です。
- 身体の強さを生かしたフィニッシュ力
- 両手でもフィニッシュに持ち込むことができる器用さ
- 長い腕を生かしたディフェンス
- 3Pも持ったオフェンスの的を絞りづらい選手
彼の特徴はざっとこんな感じでしょう。
タイプで言えば、ベン・シモンズ(シクサーズ)だと思いますが、すでにシモンズを凌駕するほどのオフェンス力を持っており中外で的を絞りにくいスコアリングガードなので、今後はNBAでもスーパースターになることができるスキルをすでに持った期待の19歳です。
ゲームメイクの部分での改善が今後見ることができれば、本格的にレブロン・ジェームズ(レイカーズ)と比較されても何ら不思議なことではないでしょう。
下記の動画は、彼の1日に密着したものになっていますが、ぜひ学生の人たちにみていただきたいですね。
(オクラホマ州立大はスポーツ強豪校で知られており、NCAAでは過去にもファイナル4を経験している屈指の大学。)
Bリーグ:東京五輪の鍵を握る選手
今年はオリンピックが開催される年であり、国内では年々バスケットボールが注目されています。その中で、日本代表の鍵を握る選手として、千葉ジェッツに所属する冨樫勇気選手にぜひ注目していただきたいと思います。
冨樫選手は筆者と同い年の27歳(実は過去にマッチアップしたことある・・・)でBリーグでは初の1億円選手となった話題のプレーヤーです。
中学時代のお宝映像はこちらから
Jr.時代から段違いのレベルでプレーしていた冨樫選手は、Bリーグの顔としてチームを牽引する存在です。
2019年のW杯では、手首の故障で欠場したことで日本代表は大きな痛手を負ったのではないかと思っています。
- ボール運び
- ゲームメイク
- プレッシャーディフェンスを掻い潜るテクニック
- ここぞの場面で決め切れる得点力
W杯の日本代表の課題が如実でたところを解消できる存在が冨樫選手なのではないかと思います。
プレーメイクはもちろんですが、彼の持ち味は得点力。Bリーグでも今シーズンは40点ゲームを記録するなどスコアリングスキルも一流の彼は、五輪の舞台で躍動することができる選手の一人ではないでしょうか。
大学バスケ:将来を担う日本の顔
河村勇輝選手が大きな注目を集めている大学バスケ。
インカレも終了して各チームがレベルアップを図るために、Bリーグと特別指定選手の契約を結ぶなど、プロを経験する選手が増えてきました。
そんな中で、avexとエージェント契約を結び将来の日本の顔になる存在になるであろう東海大学の大倉颯太選手をぜひみていただきたいです。
高校時代は、抜群の得点力で世代No. 1選手だった大倉選手ですが、東海大入学後はポイントガードにコンバートしてチームを統率する役割を担う存在になりました。
スコアラーから司令塔になったことによって、プレーの幅が大きく広がった大倉選手はインカレで優勝に大きく貢献してMVPも獲得しました。
ガードとしてゲームを組み立てるだけでなく、点を獲りたい時には自らそれをクリエイトしてしまう支配力を持っています。
2021年は4年生となり、リーダーシップをさらに発揮することが求められる年になったことによって、大倉選手のキャプテンシーの向上が今後の彼の躍進に大きく寄与することは間違い無いでしょう。
高校バスケ:逸材豊富の若きAKATSUKIたち
ウィンターカップ2020はご覧になりましたか?
高校生のレベルエグいくらいにレベルアップしているのを体感する大会となりました。10年前とは選手の質もチームとしての完成度も比べ物にならなくなってしまいました。
昨年は仙台大附属明成高校が優勝を果たしましたが、東山・洛南・福岡第一など、今後更なるレベルアップが期待される強豪校にも注目してみて欲しいなと思っています。
個人的に注目する2021年の高校生は、仙台大附属明成に所属する山﨑 一渉(2年)です。
明成と言えば、八村塁(ウィザーズ)の母校でもある明成はまだ創部13年という若い高校にも関わらず、ウィンターカップを6回の優勝を果たしている名門校です。
そのエースの座を1年生から担う山﨑選手は今後の日本を担う選手になることができる選手では無いかと思います。
- 199cmの長身
- 中外から得点できる柔軟性のあるプレースタイル
- 留学生に当たり負けしない身体
- コートの端まで走り抜く機動力
これらを兼ね備えた選手は国内の高校生では中々いないでしょう。八村選手自身も高校2年次にはここまでオールラウンドにプレーできていなかったと記憶しています。
山﨑選手は2021年はどのような選手になるのか。
ボールハンドリング、身体を更に鍛えて攻防共に強化することができれば、高校史上で最高の選手になることができるのでは無いかと、筆者はとても期待しています。
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